解除初日:ちっとも嬉しくない

緊急事態解除の宣言が行われ、東京も、法根拠的には「国民の勝手次第」となったが、知事は「休業要請の解除は8月までの4段階で行う」ことを表明した。休業を継続するべき業者が、都の要請(お願い)を無視しても罰せられる法的根拠はないが、みな、ようすを見ながら待機することになるのだろう。

新宿の小田急デパートは、5月26日から全館営業になった。
銀座の松屋デパートは、食品売り場だけを再開した。他の売り場は6月1日からと発表している。
伊勢丹新宿本店は、食品売り場もふくめ、全館休業したまま、いまのところ、再開日の予告も発表していない。

デパートでも、いろんな様子見があるようだ。

解除前であったきのう、銀行とスーパーに行った。5月連休明けに行ったときよりはかなり人出が増えていた。

おいらの行くスーパーでは、木曜日の65歳以上の客には5%引きするサービスをやっていたが、当面それをやめると張り紙されていた。毎木曜日には老齢の客がわんさか来るので、「密」の危険を作らないことにしたというのである。

先週日経新聞の集金がきた。いつもくれる美術館のチケットをもらえなかった。チケットを本部から廻ってこないのだそうだ。東京都の休業要請解除のプランでは、美術館博物館はまっさきに解除になるはず。来月はもってくるだろうか。

マンションの掲示板に張り紙があった。「新型コロナのため混雑する通勤のリスクを避けるため、出勤退出の時刻を早め、管理人が働く時間を変更する」とあった。詳細を読むと、管理人の勤務時間を短くする事になっていた。パートの管理人さんの収入が減ることになるのなら、気の毒に思う。

スーパーの5%引きの中止、日経がチケットを新聞店に渡さないこと、管理人の収入が削られたかも、、、、、。どれも、新型コロナに関連した影響だという名目になっているが、なんかケチくさい防御姿勢ばかりであり、経営する会社は出費を少なくする「実」をちゃっかり手に入れている。せちがらい話だ。
こういうことがつもりにつもってデフレが進むのだろう。

きのう夕張メロンの今年の初競りが、2玉12万円だった。去年はご祝儀相場で2玉480万円だったそうだ。ことしは40分の1である。
景気のいいパッとした話はちっとも聞こえてこない。テレビが笑顔になれる話題をとりあげる努力をしてはいるが、慰め以上のものではない。

安倍氏は総額200兆円の経済対策をうつと発表した。世界に類をみない手厚い対策だと自画自賛している。
真水がどれくらいなのか明らかではないが、中小企業の資金繰りを助けることに130兆円出すことが、経済対策の目玉らしい。
その手続は役所、政府系金融機関、銀行が担うにだろうけれど、融資審査は膨大な時間がかかる事務作業であり、例によって発生する「目詰まり」と「渋滞」を心配してしまう。融資をうけられずに倒産したり、社員の給料ボーナスを払えなくなる企業がたくさん出るだろう。あの10万円の支給でももたついてきたのだ。中小企業への支援融資がスムーズに進むなんて、とても想像できない。6月末から7月8月は、不満だらけの夏になるだろう。

おいらは先々に明るい展望を見れない。日経でさえ、経済全体がシュリンクして「売上3割減」になると、大きな見出し。
楽しくない日々が続くのだ。

Visits: 189



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA