コロナ戦中日記

パンデミック下で、どう生き延びるか。

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2020 / 9月

観客数緩和、GOTOトラベルの東京解禁、GOTOいーと、GOTO商店街の開始。人々はもっと自粛したくなるだろう。

今日の新規感染者数、東京では221人。全国で551人。

・北大の血液内科学の研究グループによると、唾液を使ったPCR検査の精度は90%と判明。厚労省は、鼻の奥の粘液をとる従来の方法と遜色ないことがわかった。
(おいらのコメント)厚生労働省がこの研究結果に基づいて唾液によるPCR検査を許可するだろうか? 査読や追加研究が必要として、すぐに変更することはないだろう。

・慶応大学の研究グループ「コロナ制圧タスクフォース」は、重症化遺伝子Xを特定したと発表した。遺伝子Xのタイプによって重症化しやすいかどうかを予測できるそうだ。論文は来月発表。さらに研究が進めば、後遺症の遺伝的背景などの分析も可能になる、とのこと。

・世界の新型コロナ死者数が100万人をこえた。

・フィリピンは、マニラ首都圏などの移動制限を延長した。

・オランダの規制:飲食店の営業は夜10時まで。屋内の来客は3人まで。

・スペイン:マドリードの公園は閉鎖。住民は、通勤通学をのぞき、自宅地域内からの旅行・外出を規制。

・フランス:パリを含む12の地域で、バーが午後10時から翌6時まで営業禁止。

・ベルギー:ブリュッセルでは、カフェとバーの営業は午後11時まで。

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きのう今日と連続して外出した。きのう月曜の新宿には「混でる感」は、なかった。きょう火曜の地下鉄丸ノ内線にもなかった。ビルや店に入れば室内の密を目撃できるかと思っていくつか覗いてみたが、密はない。店側もシールを貼って着席可能な椅子をひと目でわかるようにしているし、客側も、店内を覗いてひとがいれば入店しない。そういう種類の、「微香的自粛」とでも言うべき塩梅で、感染拡大に至らない現状が危うくも成り立っている、と感じた。

人々には自粛的態度がある。ネットには、マスクをする必要はないと主張する手合もいるが、アメリカと違って、それを布教するかのような行動をするものは日本だけでなく仏教アジア(中、韓、タイ、ベトナム)には少ないような印象だ。
このあと秋冬に感染が増えたとき、日本の人々は、なにやら自分の行動を微工夫して「微香的自粛態度」を強化するだろうか?。いくら工夫しても足りない状況になることもあるだろうから、「微香的自粛態度」ですべてをのりきることはできない。感染が爆発的に増えてしまうまえに、「いざとなったら、ロックダウンだってやるぞ」という社会的意思の必要に考えをめぐらせておくことも重要なはずだ。

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コロナ禍の初詣をどういう形にすべきか、西村大臣が検討する。AIやスパコンを使って、参拝者の間隔をきめるんだろうか。

きょうの新規感染者数、東京78人。全国302人。

・世界では死者が100万人を越えた。WHOは、200万人になる警告を出している。

・都立広尾病院は、院内の感染者が増えて11人になった。

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【おいらの、「10年ひとむかし」論】

コロナウイルスの日々の感染伝搬は、新規感染者数で捕らえることができる。
日本、アメリカ、英仏西欧はG7先進国という同一の括りで医療健康のレベルはだいたい同じと思っていたが、コロナ感染では異なった状況になっている。
不意打ちをくらった春ごろまでは、国によって状況がことなるのもしかたがないと思えたが、いまだに、アメリカは未だ超高止まり、英仏西欧は第2波、日本は1日500人で下げ止まりという大きな違いのままというのは、各国の国民性の違いというほかないのかもしれない。
感染数が少ないほうが不幸が少ないのは確かだが、社会運営が優れているというわけではあるまい。米英はワクチン開発の先頭に立っている社会であるが、日本は遅れをとっている。

政府の価値が社会を、国民の高い満足状態で運営していくことにあるとするなら、ここ3ディケードの日本政府は無能力に堕したままだった。
decadeディケード(10年のこと)という言葉は、米国人の進歩観念の根底にある目盛りだが、このことばを持たない日本社会は、10年一区切りという時代観念も持っていない。「10年経ったらすべてが中古」という観念が骨身にしみていないと、「10年ですべて衣替え」という新陳代謝を実現できない。道具や機械が中古化するだけでなく、法も規則も、倫理道徳も社会の価値観も、中古化する。国家百年の計である教育の中身も、10年前と同じことをやっていたなら、そのアウトプットである青少年はできたとたんに中古化していることになる。定年まで30年間以上勤務し続ける役人は、中古化どころか老朽化する。地方議員も国会議員も終身職業だと思い違いせず、10年一区切りでケリをつけるべきだ。
日本では、上が10年でいなくなる世代交代は行われたことがない。10年ごとに大きく変わっていくことが社会にダイナミズムを与える。日本がここ30年で遅れを取ってしまったのは、30年前のバブル時の対応に失敗して、社会の変化をできるだけ小さくする既得権保護行政を行ったからである。これが国民の士気を奪い、打破のエネルギーを無駄使いさせ、挑戦よりも安穏という退廃性を生んだ。コロナにぶち当たって、その姿に気づいたが、失った筋力は一朝一夕には取り戻せない。大胆な駆け足で問題を解決したいがなかなかできそうにない。政治家が「スピード感をもって行なう」というのは、「前もってやっていませんでした。遅れています」の裏返しなのだ。
これからは仕事も活動も趣味も娯楽も、コロナ感染を避けながらやるしかない。それは、そんなことを意識する必要のなかった時代にくらべれば、足かせでもある。その分、すべてがノロノロしたスピードになる。成果が出るまで余分な時間がかかる。変化が必要な時代なのに、変化の起こしにくさが増える。下から上へ突き抜けるアメリカンドリーム型の成功物語はますます出にくくなる。
10年ですべてが変わっていくようなダイナミズムこそがこの社会の唯一の救いかもしれないのに、既得権層が漬物石のように立ちふさがるなら、それは、赤潮のような大問題である。


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騒がしい半沢ドラマ最終回、ネガティブ力士正代優勝、棒立ち投げのダルビッシュ最多勝、携帯がコロナ感染?140万円で予防?

きょうの新規感染者数、東京144人。全国485人。

・都立広尾病院で、医師1・看護師1・患者3の感染。

・兵庫で、公演中の大衆演劇劇団員8人感染。

・ショートメールで「あなたの携帯電話がコロナに感染してる。予防のため現金を支払ってください」とウソを送って140万円をだまし取ろうとした詐欺未遂が発生。(千葉)
(おいらの感想)??なに、このニュース??

・リオのカーニバル、来年のパレード中止。

・東京女子医大、コロナ経営難で、学費1200万円値上げ。

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つれあいが勧めてきた本、「コロナが加速する格差消費」(三浦展 朝日新聞出版)を読んでみた。
もともとの資料は、三菱総研の「生活者市場予測システム(mif)」の2019年の調査シート2000問に回答した3万人の回答の統計データで、これをこの著者がいろいろ解説したものだ。コロナ以前に回答されたものなので、コロナ発生後に起きた現象を捉えているように誤解させる本のタイトルはインチキというしかないが、コロナ以前にあった消費生活上の格差で、発生後にますます強まったと仮説できそうな項目を、指摘している。
大きな前提は、
・コロナが、職業格差、身分の差をあからさまにした。

ということで、
列挙される指摘としては、たとえば、

・貧乏人はモノ消費、上流人はコト消費。

・格差は、健康サービス分野でも、ケアサービス分野でもあらわになった。

・女性の年収格差もはっきりしてきた

・公務員どうしの夫婦は、9割が上級国民化。

・コロナが起きてわかった「正規雇用、非正規雇用、自営業の大格差」

・男性の非正規の世帯主は「中の下」以下が94%

・こどもがいることは中流のあかし

・上流が結婚相手に求めるものは、「外見」と「親を大切にすること」

といった具合である(本にはもっとたくさん書かれている)。

まるでウイルスみたいにあちこちに、格差が存在している。まあ、そういうことなのかもしれない。

著者は、列挙した格差を解消すべきなのかどうか、あまり意見をはっきりいわないが、あとがきで、3つを提案している。

1:郊外の街をワーカブルに改造して、在宅勤務で生産性が10倍になるようにしよう。

2:儲けすぎている寄生地主の問題をなんとかしよう。

3:オンラインを使って大学の格差をなくそう

である。
それぞれの問題の根っこには格差の問題が横たわっているというのが、著者の見解だ。

問題が大きすぎてひとつひとつを煮詰めきっていないきらいはあるものの、ヒントが貰える本ではあった。
おいらとしては、
・格差というものが、社会の問題の原因にも結果にもなる得体のしれないものだということ。
・年年歳歳、毎日毎日行われていく個人ごとの価値観に基づく経済活動の結果責任にかかわるところが大きい問題だけに、何をすれば格差が解消されるのか、学者も議会も答えをもちあわせていないこと。
といったことを感じた。
歴史上格差を解消できた社会はひとつもない。旧ソ連は無理やりやりすぎて破綻したし、中国は、先に豊かに慣れるものからなれという言葉で格差を認めて経済発展を成し遂げた。日本は、敗戦後の全員が裸一貫だった時代をスタートしたので総中流という格差なしを幻想できたが、1989バブルのあとは、格差拡大の道を進んできた。歴史上格差を解消できた社会はひとつもないが、格差は社会内競争の結果だからしかたがないと放置せずに、なんとかする方向に行くべきだろう。

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後日の備忘のために書くならタイトルは「きょうは、2020秋冬コロナの流行開始日として記憶されるかもしれない」としておこう

・東京の新規感染者数が270人。全国では、634人。
小池知事が「検査数が6500件で最多」と。検査の4%が陽性だった。

・BBCは、たとrワクチンが開発できたとしても、死者数は200万人に達する恐れがあると警告。

・ホリエモンと餃子店の「マスクつけてないので入店拒否」論争が、興味深いので、引用する。引用元:JCASTニュース
////////////////////////引用

飲食店を訪れた際、同伴者がマスクをしていなかったため入店を拒否されたとSNSに書き込んだ堀江氏。それに対し、店側は「タチの悪いクレーマー」と猛反論し、泥沼の様相を呈している。
発端は、堀江氏の2020年9月22日のフェイスブックの投稿だ。主な内容は次の通り。
   「○○(地名、伏せ字は編集部)の数字から始まる名前の某餃子店」に3人で訪れた際、1人がマスクを着用しておらず、店のスタッフからマスクをしていないと入店できない旨を告げられた。堀江氏は「食べてる時以外ずっと着けないとダメなんですか?」と尋ねると、「ウチはマスクしてないと入店できないんです」の一点張りで埒(らち)が明かなかった。
   それから店主らしき人物も現れ、堀江氏は同じ質問をするも、「面倒くさいんで入店しないでくれ!」と正式に入店を拒否された。
   堀江氏はこのエピソードを振り返り、「とにかく来店時さえマスクをつけて黙っていろってスタンスなんだろうけど、別にマスク着用を拒否してるわけでもなく、ルールの厳しさを聞こうと思ってるだけなのに超失礼な対応されて怒りに震えてる」と憤慨し、「マジやばいコロナ脳。狂ってる」「このマスク原理主義なんとかならんもんかね」と改めて非難した。
   話はこれで終わらなかった。店側が25日、「今回の騒ぎについて」と題したブログを更新し、堀江氏の主張に猛反発している。
 ブログによれば、堀江氏の投稿後、店にはいたずら電話や口コミサイトへの悪質な書き込みが相次いでいるという。
   しかし、堀江氏の主張は一部事実と異なるとし、「タチの悪いクレーマー」だと抗議する。
「店の入口にルールを掲示してそれを理由に入店拒否したら誹謗中傷か…(中略)ルール守る気もなく声を荒げたからお客様に迷惑がかかり糠に釘レベルの無駄な説明するのも『面倒臭いんで帰ってくれって』当たり前じゃないか?あれ以上粘ってしょうもない屁理屈こねて帰らないなら営業妨害で警察呼ぶしかなくなるよ」
「その場にいたお客様も『アレはないよね大声で…ルール守ってマスクすれば良いだけなのに…』としっかりその場面を現認してくれてましたしうちに非がない事やあんなのに負けないでと応援もしてくれました」

   その上で「当たり前だけど決めたルールはお客様に対する誠意として100%守る。有名人だから特別扱いなんて絶対しない友達ですらノーマスクはお断り」「世界中で広がる未知の危機を怖がる人をコロナ脳と揶揄する人はそれまでの人でしょうしうちに来てもトラブルの元なので絶対来ないでください」と宣言した。
   これに対し、堀江氏は「ここまで嘘の反論されたら俺もキレるよ。終始穏やかな口調で、俺マスクしながら丁寧に話してたよ。そして失礼な対応で追い出されたよ。ひどい店だな。害悪でしかない」とツイッターで反論。両者の主張は平行線をたどっている。

//////////////////引用終わり

(おいらのコメント)記事からは、けんかになるきっかけが、ひとりだけマスクしてなかったことであり、店が拒否するとは思わなかった客側が不意をつかれて狼狽し、理性的対応を組み立てる前に感情的反発をしてホリエモンがクレームしたという事実が読み取れる。ホリエモンは終わってから自分は終始穏やかだったと言っているが、これは体裁をつくっている。「マスクしてない方は入店できません」「あっそうですか」というだけのことなのだ。「入れ墨のかたは、はいれません」と同じ話である。

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あるタクシー運転手氏「東京がGOTOキャンペーンできるっても、あれは、公務員とか上場会社の社員厚生みたいなもんですよ。わたしらは行く金がありません。指をくわえて見ているだけ。黙って働きます」

・今日は、東京の新規感染者数195人。全国では586人。

・東京では小雨で気温もあがらなかった。
・乗ったタクシーの運転手氏は、「先週は冷房をガンガンにいれてたのに、きょうはもう暖房入れてます」「わたしらみたいな年寄りの運転手は感染したら重症になるってんで、この半年、会社がシフトを削っていて、収入が半減です。これも一種の失業でしたよ」「東京がGOTOキャンペーンできるっても、あれは、公務員とか上場会社の社員厚生みたいなもんですよ。わたしらは行く金がありません。指をくわえて見ているだけ。黙って働きます」

・尾身氏は午後の会見で「感染状況は下げ止まり。レベルが悪化したら、躊躇なく、東京除外を提言する」

・分科会は、感染を起こしやすい行動を7つ指摘。
①飲酒を伴う懇親会
②大人数や深夜に及ぶ飲食
③大人数やマスクなしでの会話
④仕事後や休憩時間
⑤集団生活
⑥激しい呼吸を伴う運動
⑦屋外での活動の前後

・分科会提言「旅行は混雑期をずらして少人数で」
(おいらのコメント:分科会は、PCR検査や医療体制の構築など政府当局や感染研がやってることの変容を促すことを忘れて、国民の生活習慣の変容を促す広報機関になってる。政府当局と感染研がバカをやってることについて、マスコミも口をだせないでいる。「だれでも、いつでも、なんどでも」PCR検査をうたった世田谷区方式がつぶされたのは、プール方式を認めない感染研と分科会の利害に抵触したからだといわれる。)

・東京都は、10月に都の感染症対策の新拠点を設置する。座長に、賀来満夫氏。
(おいらのコメント:政府の分科会とはちがいことをできるのか? 世田谷方式をつぶす方にまわるのか、「やってみなはれ」派にまわるのか? はて、どういうことをやるのかな?)

・ANAは年内に2000億円の増資。
(おいらのコメント:ANAも金がない)

・「20年産のコメ価格は下落。コロナで需要が減少」と共同通信。
(おいらのコメント:外食しなくなっても家でたべるはずだが、、、)

・来年1月からロンドンで2000人を対象に、コロナワクチンの「ヒトチャレンジ」を開始するそうだ。ワクチンを打った人に、意図的にCOVIT-19を感染させて、ワクチンの効果をみるというもの。116か国3万8000人以上が参加表明しているそうだ。1か月から8か月、ワクチン開発を早める効果が期待できるそうだ。
(おいらのコメント)わざわざ火の中に飛び込む勇気と篤志精神は、人間性というものの良い点ではある。参加者は「自分はもうCOVIT-19にかからないからだになった」と証明したいのだろうが、再感染を起こすウイルスであるなら、証明してみても意味はないことになる。

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・エール大学の研究によると、「下水汚泥でコロナウイルスをテストすると、従来の接触追跡よりも1週間以上早く感染爆発を検出できる」とわかった。コネチカット州の複数の町の下水汚泥を3月19日から6月1日まで毎日しらべてわかったとのこと。(USA TODAY)
(おいらのコメント)下水汚泥のウイルス量の増減と、町の感染拡大の相関をとるなんて、日本のメインストリーム(主流派)の医療関係者には相手にされないだろう。とはいえ、アメリカの研究者の発想の幅広さと、その研究に予算をつける大学の懐の深さにはうらやましさを覚える。

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