ダリもどきでも描こうと思っているが、背景図をterragenで生成したい。
よって、まず、terragenのカメラを操る仕組みを、初めて、まともに独学する。
とはいえ、体当たり。「こうやったらこんな失敗になる」をたくさん体験することで習熟しようという、いきあたりばったり学習法である。
以下、イージーに理解&備忘という目的なので、省略やくどいところ多い。
(1)我流の理解
terragenでの作画で最重要なことはなにか? よくわからぬが、実際の景色をデジカメで撮るのと同じように、terragenが生成してくれた3次元の景色をfile化していっちょうあがり、ということだと捉えることにする。ということは、レンダリングするカメラを操ることが、第1のキモだ。
(2)カメラはどこじゃ
そこで、terragenを起動して、プレビュー画面に、defaultの「山と荒地」が表示されたら、cameraタブを押して、様子を見に行く。
Position 0,10,-30
Rotate -7,0,0
というのが、どうやら、カメラの位置と構えのパラメータらしい。
(3)左右、上下、奥行、という3点セット
terragenでは、(というか、3DCGでは)、画面の上下を垂直、画面の左右を水平、画面の手前と奥を奥行、と定義づけている。
Positionという項目は、それに対応していて、
・パラメータの1番目 は、右左(水平位置)
・2番目は、上下(垂直位置、高さ)
・3番目が、手前向う(奥行、遠近)
ということだ。フムフム。。。
(4)奥行実験:ここでは、カメラを思いっきり後退
まず、奥行きを変えたらどうなるか、ためした。
奥行の入力欄に、-50000と入れてみる。
50000メートル、始点がぐんぐん後ろに引いて、後ろの山を突き抜けてしまったのか、defaultでは見えていた山がなくなり、後ろの山の向こう側の山肌が見えているのかしら?。
もっと行くぞ。-100000メートル。
あらま、なんだこれ?
さっき突き抜けたばかりの山が遠くに見えているのか?
もっといくぞ、-200000メートル。
さっきの山が、遠くの遠くにいってしまった。
-200000もひいたので、球形の地表からみれば、浮かびあがったかんじだ。わずかながら、水平線がまるく見えるようになった。
もっと行け。-500000だ。
高度12000メートルを飛ぶ航空機から見る景色に似ている。
次は、-2000000だ。
フウム、ついに、カメラは、大気圏外にでたのか。
飛行機じゃなくて、スペースシャトルの窓から見てるかんじだ。
ここまできたら、
惑星の半分を見てやろう。-1500万だ。
かなり遠くまできたぞ。
もっと遠くに行って、次は、全球を見てやろう。-30000000だ。
このプレビューをrenderすると、
宇宙に浮かぶ惑星になった。月へ行く途中で地球を振り返れば、こんなかんじか。
ふーむ。なかなかの感動だな。
テラ(地球)をジェネレート(生成)できてる。
だから、「Terragen」という名にしたのだね。
これよりもっとカメラを引いて、月からみた惑星は、どうなるか?
terragenの引きの限度がどのあたりか、あてずっぽうの数字を入れてやってみたが、-1億ではだめだった。数値を減じながら試しているうちに、カメラの向きがずれてしまった。水平・垂直・奥行の位置を示すのに、自然対数(だっけ?)eを使ったのがでてきて、めんどくさくなってやめた。
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