市中で聞こえるコロナの話

H先生からメールがあった。市中のコロナライフの点描である。
/////////////////引用
コロナはもう皆、辟易してますね。
マスクはもうしたくないですね〜。こないだの月曜に
乗ってる電車の車両見渡したらマスク率100%でした。
昼間の勤め人はマジメに防衛してますね。
いよいよ人によって温度差が激しくなりそうです。
そんなこんな時に都知事選・・・。
多分ユリコが圧勝なんでしょうねー。。。

私の絵画教室にベトナム人の女の子が体験入学してきて、
ベトナムに帰りたいけど
国に入れてもらえないから帰れないと言ってました。ただその子は日本人と
結婚してて多分新婚さんのようなので切羽詰まってる感じではなかったんですがw
ベトナムは死者が出てないそうです。かなり厳しくコロナ対策してるみたいです。
///////////引用終わり

市中では無数のコロナライフがある。

・おいらが今朝出かけるときに乗ったタクシーの運転手氏は、交差点に近づくたびに、その交差点近くで起きた怪談をする人で。飽かさず聞かせる話法はたいしたものだった。降りるとき、コロナにからむ怪談をつくるように頼んでおいた。2020コロナは、新しい怪談落語のテーマになるかしら。

・銀行で記帳したところ、国が支給してくれる10万円は未だ入金されていなかった。6月1日には添付書類をつけて申請書を郵送したのだが、、、。マンションの管理人と立ち話。「もらった人もいますよ。3週間たっても未だの人も。自分の区は未だです」とのこと。いろんな人とその話題になるようだ。隣近所の世間話からコロナという単語が消えるのは、まだまだ先のことだ。

・伊勢丹は、混雑してはいないが、少ないというほどではない。前回行ったのは月初で、それから18日たっている。昼食時間にはずれていたが、レストランフロアはどのレストランも待ち時間はなし。食品フロアは、レジ待ち5人くらい。レジが7~8台あるから、待たないですんだ。伊勢丹はコロナを口実に、食品売り場のサービスを落とした。肉売り場でも鶏肉売り場でもかつていたベテラン店員が減っているし、レジ回りに至っては(前回も不平を言ったが)、買ったものを客に詰めさせるルールになった。きょうは「袋詰めをやってほしい」と要求すると女性が来てやってくれた。袋詰めのカウンターでやってくれたが、ヨーグルトを直接紙袋の底においたり、保冷剤のついていない魚や豆腐もそのまま、紙袋に置こうとした。胸には研修中と書かれたバッチ。以前のレジ助手なら、どの食品には保冷剤をつけるとか、薄いビニールにまとめていれるとか、じゃがいもや玉ねぎやりんごなど重いものを袋の下に置くとか、袋詰めの智慧とでも言うべきミニテクニックが完璧にできていたが、客に自分で袋詰させるルールに変えたとたん、蓄積されてきていた配慮の行き届いた袋詰のサービスで客の買い物体験の快感度アップするというアメニティが失われてしまった。買い物の最終段階であるレジこそ買い物を快適にクロージングできる場なのに、いまや、それが逆に、不愉快になった。おいらは70を越えた年寄。そのわがままというきらいはあるが、伊勢丹が、安く売ることをモットーとするイトーヨーカドーの真似をしてどうするのか、と叱っておきたいと思う。伊勢丹のような定評ある企業でさえ、気づかず判断を狂わせているのだろう。コロナは営利企業に行動変容を強いているが、客にとって良い変容か悪い変容かは、わかったものではない。担当者が気づかなかったり無視してしまった要素があったことで、致命的な改悪になってしまうこともあるだろう。老舗というだけで免罪にはならない。企業もテーヘンだ。

・叱っておきたいなどと書いていたら、歯科の先生から電話が来た。2月末以来3ヶ月半、治療を休んできた。その歯科医院自身も5月中旬まで休診していたが、HbA1cがひどいおいらについては、国の移動制限全面解除まで通院を促さないということにしていたそうだ。おいらは、歯科を休みはじめた2月末以来、内科から血液をサラサラにする(つまり出血したらとまりにくい)薬を(コロナが誘発する血栓を予防うるために)再開している。(出血を伴う)歯科の治療を同期間に行なうと、出血がとまりにくくなる。つまり、血液サラサラの薬と歯科治療はいわばトレードオフ的。血液サラサラ薬を中断して歯科治療を再開するのは、7月にはいってからにすることに決めた。持病を抱える者にはいろいろな事情が発生する。コロナウイルスが血栓を起こさせるという医療報告が、おいらの個人生活と歯科医院の患者動向に影響した例と言える。

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というようなおいらの身の回りのコロナライフのエピソードを書いてみた。おいらは、個人的なエピソードを人の目にさらすのは避ける主義だが、コロナ生活のビビッドなところは、個人のエピソードを抜きには伝えにくい。まあ、たまにはいいだろう。

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東京都知事選の第1声がニュースでながれてくる。コロナについては、どういう考えか?

宇都宮氏は、「補償を徹底する」
山本氏(れいわ)は、「15兆円で生活底上げ」
小池氏は、「自粛より自衛」が本音のようだ。

というように、全員、ステイホームは捨てている。

おいらは、呆れている。立候補する人でなくても、政治家は全員、経済再開を主張する。安倍首相も、「制限なくできる」経済活動を約束している。
アメリカでは、トランプ大統領がもっと闇雲な「制限、取り外し」だ。顧問のファウチ博士は、16日間記者会見をさせてもらえていない、というCNNのしてきを聞いた。日本でも、専門家会議の議事録が作られなかったのは、専門家たちの「あぶない。あぶない」という強い警告を残したくなかったからだという説がある。緊急事態宣言で経済が潰れるより、少しずつ国民が感染死するほうがマシだという選択だったのだろうか。

おいらは、ミーアキャット式「いつまでも自粛」派である。東京都知事選に『出ているN国の党首は、「自粛したい人はしてろ。したくないひとにまで強要するな」といっているが、さかさである。
「商売にこだわって、感染の終息を邪魔するな」
さあ、この対立は、どういう決着が、いつつくか?

もうひとつ、コロナ点描。
・今夜のテレビは、プロ野球の開幕戦の中継があった。無観客試合だ。BS6もBS8も、ずうっと続けてきたニュース報道番組をやめて、野球中継をやってた。そりゃ、娯楽のほうが人気がありますものね。

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