治療できる体制があるから、安心して当病院をお訪ねください。そう言える病院を100以上作れ。それが政府の義務だ。

「理由がわかったわよ」と、つれあいが言うので、「なに?」
「若い人に感染が多い理由」
「ふむ」
「ムダにつるんで買い物に行くのよ。おとなは買う品物が目的で買い物に行くけど、生殖年齢の彼らは、一緒にダベるのが目的。だから、感染がふえるのよ」
「生殖年齢?そんなことば、あるの?」
「あるでしょ?。女なら妊娠可能年齢、男でもそんな感じ」
「ああ。そういえば、LIFEというスーパーに言ったとき、張り紙を見たぞ。買い物は少人数で、できればお一人で、って書いてあった」

ググっても「生殖年齢」はなかった。妊娠適齢期ということあはあるが、生殖年齢は広辞苑のことといソフトにもない。
しかし意味はわかる。老人がつるんでいるのはあまり見ない。性ホルモンがたっぷりそうな世代がつるんで歩いている。

きょうの東京の感染者数は360人。小池氏が記者会見で「特別な夏」にしてくれと都民に自粛を要請したのは、

・都外への旅行や帰省

・夜間の繁華街への外出

・会食は午後10時までに

・高齢者はマスク着用と手洗いの徹底

・高齢者hあ、同居家族との食事を別時間にする

・家族での食事でも、料理を小皿に分ける

・感染が目立つ若い世代は「自分も感染せず、周りを感染させない」自覚を

と具体的に述べた。これをやるのが「特別な夏」ということらしい。

知事が何か不審なことを言っているわけではないが、小学校の先生が社会的マナー知らずの児童に生活指導している風でもある。
これに対して、原爆の日のきょう、広島で記者会見した安倍氏は、お盆の帰省を控えてくれとは言わなかった。言ったのは、高齢者と会うときは十分に気を使って、ということだけであった。

自粛をお願いする知事と、自粛を口にしない総理。どちらも、「私のいうことをききなさい。あなたをコロナにかからせません。かかっても救ってあげます」とは言わない。

国民は自分の流儀に従って自衛する。感染したときにすぐ治療してもらえる体制が準備できていればよいが、現在、すべての感染者をすぐ治療できるかどうか、怪しいところに来ている。政府はベッドはあるといい、医師会は危機をかんじている。「医療者は疲弊しており、ベッドもすぐ逼迫する」のは、まことにやばい。
なんとか、すべての感染者を治療できる医療体制とは、どういう規模なのか?
東京都全体を1つの医療圏とするとき、どんな規模の医療体制を作っておけば新型コロナの感染者急増に対処できるのか? 都は、軽症・中等症・重症別に数を想定して体制を整えようとしているようだが、9月末までに100ベッドの専門病院を2つ、軽症者用の隔離ホテルを数千室で、足りるのか? そういうリソースを確保するのに国は協力するのか?

必要なリソースはいろいろだ。看護師の数、医師の数、病院に必要な資材の量、こなせる検査の量、陰圧病床の数、人工呼吸器の数、エクモを使える医療者の数。多岐にわたるリソースがすべて十分に準備できているわけではない。足りないところが出たらすぐ回してやれる配送の力も必要だ。
そういうことを、国や自治体がオペレーションしてくれているのか、説明を見かけないので、不信感がつのる。「治療できる体制があるからうちにおいで」と言ってもらえることが、医療の信頼ということだ。政府は、コロナに関してもそういう医療体制を整える義務がある。
やれてないだろうと思う。なぜなら、「治療できる体制があるからうちにおいで」と言っている医療機関を見かけたことがないからである。


Visits: 198



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA