騒がしい半沢ドラマ最終回、ネガティブ力士正代優勝、棒立ち投げのダルビッシュ最多勝、携帯がコロナ感染?140万円で予防?

きょうの新規感染者数、東京144人。全国485人。

・都立広尾病院で、医師1・看護師1・患者3の感染。

・兵庫で、公演中の大衆演劇劇団員8人感染。

・ショートメールで「あなたの携帯電話がコロナに感染してる。予防のため現金を支払ってください」とウソを送って140万円をだまし取ろうとした詐欺未遂が発生。(千葉)
(おいらの感想)??なに、このニュース??

・リオのカーニバル、来年のパレード中止。

・東京女子医大、コロナ経営難で、学費1200万円値上げ。

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つれあいが勧めてきた本、「コロナが加速する格差消費」(三浦展 朝日新聞出版)を読んでみた。
もともとの資料は、三菱総研の「生活者市場予測システム(mif)」の2019年の調査シート2000問に回答した3万人の回答の統計データで、これをこの著者がいろいろ解説したものだ。コロナ以前に回答されたものなので、コロナ発生後に起きた現象を捉えているように誤解させる本のタイトルはインチキというしかないが、コロナ以前にあった消費生活上の格差で、発生後にますます強まったと仮説できそうな項目を、指摘している。
大きな前提は、
・コロナが、職業格差、身分の差をあからさまにした。

ということで、
列挙される指摘としては、たとえば、

・貧乏人はモノ消費、上流人はコト消費。

・格差は、健康サービス分野でも、ケアサービス分野でもあらわになった。

・女性の年収格差もはっきりしてきた

・公務員どうしの夫婦は、9割が上級国民化。

・コロナが起きてわかった「正規雇用、非正規雇用、自営業の大格差」

・男性の非正規の世帯主は「中の下」以下が94%

・こどもがいることは中流のあかし

・上流が結婚相手に求めるものは、「外見」と「親を大切にすること」

といった具合である(本にはもっとたくさん書かれている)。

まるでウイルスみたいにあちこちに、格差が存在している。まあ、そういうことなのかもしれない。

著者は、列挙した格差を解消すべきなのかどうか、あまり意見をはっきりいわないが、あとがきで、3つを提案している。

1:郊外の街をワーカブルに改造して、在宅勤務で生産性が10倍になるようにしよう。

2:儲けすぎている寄生地主の問題をなんとかしよう。

3:オンラインを使って大学の格差をなくそう

である。
それぞれの問題の根っこには格差の問題が横たわっているというのが、著者の見解だ。

問題が大きすぎてひとつひとつを煮詰めきっていないきらいはあるものの、ヒントが貰える本ではあった。
おいらとしては、
・格差というものが、社会の問題の原因にも結果にもなる得体のしれないものだということ。
・年年歳歳、毎日毎日行われていく個人ごとの価値観に基づく経済活動の結果責任にかかわるところが大きい問題だけに、何をすれば格差が解消されるのか、学者も議会も答えをもちあわせていないこと。
といったことを感じた。
歴史上格差を解消できた社会はひとつもない。旧ソ連は無理やりやりすぎて破綻したし、中国は、先に豊かに慣れるものからなれという言葉で格差を認めて経済発展を成し遂げた。日本は、敗戦後の全員が裸一貫だった時代をスタートしたので総中流という格差なしを幻想できたが、1989バブルのあとは、格差拡大の道を進んできた。歴史上格差を解消できた社会はひとつもないが、格差は社会内競争の結果だからしかたがないと放置せずに、なんとかする方向に行くべきだろう。

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