嫌われたマウント姿勢

歌手俳優のキョンキョン氏、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ氏、俳優の浅野氏

「コロナが大変な時に、検察庁法改正案をどさくさに紛れて通そうとしている」ことから始まった政府批判のツイートが、人気の芸能人や俳優の参戦もあって700万件にもなろうとしているらしい。政府批判を嫌う評論家が芸能人の盛り上がりを牽制しようとして放ったツイートが、火に油を注いでいる。あの可愛いきゃりーぱみゅぱみゅ氏に「歌手やってて知らないんだろうけど」とイジワルイ一撃を放ったのは、人相の悪いじいさんだった。ネットで調べてみたら、加藤清隆という人だった。
/////////本人のツイート
歌手やってて、知らないかも知れないけど、検察庁法改正案は国家公務員の定年を65歳で揃えるため。安倍政権の言いなりになるみたいな陰謀論が幅をきかせているけど、内閣が検察庁を直接指揮することなどできません。デタラメな噂に騙されないようにね。歌、頑張って下さい。
//////////////引用終わり。

加藤氏(中央椅子)と仲間?取り巻き? の方々も
「歌手やってて知らないだろうけど」に同調してるのか?

このえらそうな口ぶりが、大きな反発を呼んで、止まらない。たとえば、
///////////////
自分より何回りも年下の若者に「俺のほうが知識がある」というマウントを取りたいのなら、死ぬほどダサいけれど勝手にすればいい。しかし、「歌手やってて、知らないかも知れないけど」という前置きは見過ごすことができない。
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というような具合だ。

芸能人の政治発言めぐり爆問・太田、きゃりーぱみゅぱみゅ強力擁護

けさ、サンデージャポンという番組で爆笑問題の太田芸人は、この人に向かって
「評論家やっててな~んも知らないんだろうけど」と強烈に皮肉った。
太田氏が敏感に反応したのは、「歌手やってて」という表現の本質としての、人間蔑視の感覚である。言葉を入れ替えてみればすぐわかる。
・「芸人やってて知らないだろうが」
・「ホステスやってて知らないだろうが」
・「ラーメン屋やってて知らないだろうが」
・「たこ焼き屋とかやってて知らないだろうが」
・「タクシーとかトラックの運転手やってて知らないだろうが」
・「サラリーマンやってて知らないだろうが」
・「八百屋とか店員やってて知らないだろうが」
・「清掃局のゴミ集めやってて知らないだろうが」
・「おまわりとか郵便配達やってて知らないだろうが」
・「看護師とかヘルパーやってて知らないだろうが」
・「土方や大工やってて知らないだろうが」
・「工員とか修理工とかやってて知らないだろうが」
・「絵描きとか音楽教師やってて知らないだろうが」
・「百姓やってて知らないだろうが」
・「学生やってて知らないだろうが」
・「年とってて知らないんだろうが」

加藤氏の「歌手やってて知らないだろうけど」には、ほぼすべての国民が気分を害したのである。

気分を害さなかった人もいるかもしれないが、
・「自分の職業 + やってて知らないだろうが」
という文章をつくってみれば、誰でもすぐ感じることだ。

政治家や官僚に逆襲するのも容易になった。たとえば、
・「議員やってて世間にうといんだろうけど」
・「二世政治家やってて世間にうといんだろうけど」
・「大臣やってて、庶民にうといんだろうけど」
・「副大臣やってて、庶民にうといんだろうけど」
・「事務次官やってて、庶民にうといんだろうけど」
・「審議官やってて、庶民にうといんだろうけど」
・「役人やってて、民間なんてしったことじゃないんだろうけど」
と、いろんなセリフ回しができる。

知性がある・情報を知ってると思われがちな職業の人々も、これからは、逆襲される可能性が生まれた。
・「大学教授やってて知らないんだろうけど」
・「記者やってて知らないんだろうけど」
・「専門家やってて知らないんだろうけど」
・「評論家やってて知らないんだろうけど」

以前から権威に逆らう気分はないわけではなかった。一方で、逆らうことを自制する気分というものもあった。しかし、それを、加藤氏は吹き飛ばしたのかもしれない。逆説的ないいかたではあるが。。。

それはさておき、加藤氏はどういう人か? うぃきによると
/////////////////////////////////wikiから引用////////////////////////////
1952年長崎市生まれ。長崎県立長崎北高等学校を経て[1]1977年3月に早稲田大学政治経済学部を卒業。同年4月に時事通信社へ入社し、政治部に配属。福田赳夫大平正芳総理番、森喜朗加藤紘一官房副長官番、新自由クラブを担当。1980年、山口支局で主に県政担当。1985年、政治部再異動。山崎拓官房副長官番、後藤田正晴官房長官番、橋本龍太郎幹事長番、自民党竹下派担当。外務省キャップを担当。1994年ワシントンD.C.特派員として主にホワイトハウス国防総省を担当。1997年帰国後、第2次橋本内閣小渕内閣内閣官房キャップ。2000年、政治部次長、2002年、政治部長を歴任。日朝首脳会談に同行し、取材を行う。2004年、整理部長、解説委員を兼任。2006年1月に静岡総局へ異動し総局長となる[2]。2010年7月1日付け人事にて田崎史郎の後任として解説委員長に就任[3]拓殖大学大学院客員教授。2012年5月末に定年退職し、特別解説委員に就任。

検察庁法改正案を巡り田崎史郎氏と若狭勝氏が「とくダネ!」で真っ向対立…田崎氏の「検察官が国家公務員だから」との見解に若狭氏は「田崎さんの基本的考えは間違っています」


2014年9月、特別解説委員を辞任しフリーの政治評論家に転身。理由として、準レギュラーで出演している『たかじんのそこまで言って委員会』の収録で友人である朝日新聞前社長の木村伊量慰安婦及び吉田調書問題で批判するに当たり、会社からの横ヤリを防ぐために辞めたと述べている[4]
2019年6月、立憲民主党有田芳生Twitterにて名誉を毀損されたとして提訴。しばき隊が投稿したツイートをリツイートしたものだったと謝罪し削除[5]後、裁判所で争うと表明[6]。しかし訴訟は加藤の敗訴に終わった。
//////////////////////////引用終わり////////////////////////

時事通信社で田崎史郎氏の後任というあたりに、この人の傾き具合と立ち場所が想像できそうだ。その後のスタンスは反朝日新聞というかんじ。売文族としては、左翼や民主というより、ネトウヨやフジサンケイ右翼のにおいが漂う。内閣の官房機密費が支払われやすい論調のひとだ。

きょう18日、安倍氏は、検察庁法改正案を強行採決すると思われている。法案を提出するということは、安倍氏は内心で、
「総理大臣やってて知ってるけど、国民はバカなんだぜ」
とつぶやいてるんだろうか?

土曜に、別のニュースもあった。安倍氏が「この法案は、法務省が持ち込んできたものだ」といっているというニュースだ。ということは、「内閣=首相が欲しているものじゃない」という方向の話だ。
安倍氏は、自分の身に危険が迫ると、真っ先に逃げ出すタイプのリスク管理を行ってきた人だ。今回も、「国民に不評な法案をつくった法務省がわるいのさ。ぼくちゃんがわるいんじゃないもん」で逃げる算段をしているのかもしれない。

この時期、社会が心配してるのは、コロナだ。

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