ゲームオブスローンのあのおばあさん、007のただ1人の奥さんだった。コロナの隙間で見たnetflixの「ビリオンズ」

おとといのCNNで、82歳でなくなった女優のプロフィールを1分以上やってた。普通は15秒以内。最初の説明が「ジェームズボンドが結婚した唯一の人」。女王陛下の007は封切り時に映画館でみたから、記憶にあった。映画のラストシーンは名車アストンマーチンでハネムーン旅行のシーン。ブロフェルドの手下の狙撃にあって死んだ花嫁だ。ダイアナ・リグという名。その後もテレビや映画で人気のある女優。

プロフィールの最後に、「最近も、ゲーム・オブ・スローンズでタイレル家の女豪傑を演じて人気でした」と説明された。あっ、あのばあさん、キャラのたった

印象的な役だった。どちらも最後に劇的な死に方をする役だった。

今年になってからのnetflixの契約者増が200万人だそうだ。だいぶ見てしまったのだが、ここ最近では、「ビリオンズ」(5シーズンまである)

ビリオンは10億ドル(1000億円)。このドラマは、ヘッジファンドを運営してる大金持ち(右側)と、彼の度外れた経済不正を取り締まる検事(左側)の、法の裏表を駆使した争いを描いている。暴力はない。血にまみれるエピソードもまったくない、ある意味、上品で節度を守った、おとなの知的ドラマ。おいらの感心した点としては、
・とにかく、どちらもヘドが出るほど個性的で、「不屈の精神にあふれ、けっしてあきらめぬ男」というアメリカ白人の(ある意味トランプ的でもある)理想をこれでもかというほど見せてくれる。両方とも体はマッチョではないし、態度も紳士的。けっして海兵隊的でもない。
・せりふが早口で、レトリックに満ちており、アメリカで評判だっただろう映画やミュージックの歌詩からふんだんに引用され、圧倒的に演説的で、一方、相手を罵倒する時の口汚さとえげつなさは、どんなマフィアドラマをも凌駕している。
・その引用はわかりやすい。例えば、ドラマのシーンでは字幕で「ゲームばかりしてるんじゃない」というところの元の英語は「ドラゴングラスさがしで徹夜するんじゃない」というのものだったり、上司が部下の肩越しに覗き込んでくるシーンの字幕で部下が「ハナ息をかけないで」というところの英語は「ドラゴンの炎をふきかけないで」となってたりする。明らかに、ゲーム・オブ・スローンズを意識したせりふだ。チーム3人の協力で仕事がうまくいったときのシーンでハイタッチしようとしてやめ、「バーチャル・グループ・ワイファイ」と小声で言って3人そろって顎を突き出す仕草をする。これはスタートレックのシーンのまねだろう。おいらが気づいていないこの手の引用も多いにちがいない。英米のドラマでは、シェークスピアから引用がわりと多い。先々週の半沢直樹で、歌舞伎からの引用で「さあ、さあ、さあ、さあ」と迫る部分が話題になったのに同列だ。
・ドラマの舞台がNYなので、NYの実在のレストランのオーナーシェフがこの大金持ちの屋敷に出張料理に呼ばれたという設定で、シェフ本人が登場して、ナニナニの料理でございますどうぞお召し上がりくださいというセリフをぎこちなく言ったりもする。ストーリーの展開とはなんの関係もなく、有名シェフのご紹介というお遊びなのだが、たとえば、著名寿司店の日本人のオーナーがうまそうな寿司を握ったり、流行ってるラーメン店のオーナーが特別なラーメンを運んできたりする。フランス料理、イタリア料理、中華のケイタリングは頻繁で、ロシア人が接待する場面では、超高級なキャビアとドンペリなどが出ていた。
・金持ちたちはパーティとスポーツジムが好き。そういうシーンでは、(ストーリーの進行とは関わりなく)有名人とお遊びする。セレブのパーティでは、人気のバンドや懐かしの大御所にヒット曲を歌ってもらったり、ジムのシーンでは、トレーナー役に有名なボクサーやプロバスケット選手が顔見世してくれる。

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東京も全国も新規感染者の数は、昨日の値をかなりこえた(東京226人全国648人)。GOTOトラベルの東京適応については、分科会で、もう一度様子を見てから決めることになった。
嫌なことをいうが、新型コロナは、再び増え始めていると判断すべきだ。だんだん下がってきていたが、底をうって、上がり始めていると思う。
その判断に基づいて生活行動をするべきだ。
野球をはじめイベント会場の入場制限が緩和される。この緩和は、悪い結果を引き起こすきっかけになるかもしれない。嫌な予感がする。

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