ああ、楽観論が待ち遠しい

きょうの新規感染者数は全国で126人になった。東京都では67人だ。
まいにち毎日増えていく。
テレビでは専門家さえ「増えているが、医療体制には余裕がある」と言って、心配がパニックになっていかないような発言をしている。

グラフで見ると、大阪もティーショットを放ったようだ。
「経済活動や社会活動をはじめたのだから、これくらい増えるのはわかり切ったこと」というテレビコメンテーターもいた。かれは医師で大学教授だ。経済再開を決めた政府当局者に向けての皮肉だろうが、無力感の表明とも感じる。自粛や営業制限に戻らない限り感染増加を止める手立てはないのは事実だ。マスクして手指を消毒するなどしても、人と人との接触がある限り、ウイルスの伝染はとまらない。このトレードオフをなんとか出し抜くには、ミーアキャット的な生活行動しかない。それでも運が悪ければ、罹ってしまうのだ。

レストランのオーナー、宿屋の若女将、町工場の社長など、がた落ちの売り上げから立ち上がる努力を取材したテレビニュースも多い。売り上げ減は、軽いところで2割、ひどいところでは95%という状態だ。アイデアがうまく当たって150%の売り上げになったという人もいるが、均せば、どうなることか。緊急事態が解除されて1か月。数字を集計して、お先真っ暗な気分になる人がほとんどなのではないか。なにもしないよりは赤字を少なくできるだろうが、赤字がたまり続ければ、気持ちも折れる。年末を越えられればよいのだが。

最悪の場合、経済は壊れたまま復帰できないかもしれない。
きょう発表された日銀短観では
・「宿泊・飲食サービス」がマイナス91、
・生産や輸出が落ち込む「自動車」がマイナス72、
・「鉄鋼」がマイナス58
に悪化。プラスの業種は、
・テレワークの広がりで需要が増えている「情報サービス」がプラス20、
・「通信」がプラス8
・自宅で過ごす人の消費が増え、「小売」はプラス2
だった。

今週は、アメリカ独立記念日があり、2週後の14日はパリ祭りだ。
アメリカはいまだ感染急増中で、ヨーロッパも終息したわけではない。そのうえどちらも、失業者休業者だらけだ。彼らは祭りを楽しめまい。どういうお祭りになるのだろうか? 

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