宣言はまだか?

緊急事態宣言がなかなか出ない。
報道によると、3月30日、官房長官、ネットで拡散の“政府が近く緊急事態宣言の情報”を明確に否定。

日本医師会「緊急事態宣言 もう発令してもよい」

緊急事態宣言「国家としての判断求められている」小池都知事(2020年3月31日 18時35分)

なぜ出ないか?「まだ、もちこたえてる」と官房長官と政府の専門家チーム。
「持ちこたえてる」というデータがはっきり示されないので、政府の態度に同意しにくい。

今朝、5チャンネルの名村コメンテーターは、「宣言をだすまでもなく、皆が自主的にやるのが一番」と、国家の強制を危惧し、人の性善説を期待するコメントをしていた。このひとは知性はあるんだろうが、勇気がない小心者のようだ。

若者か馬鹿者がコンビニなどバイト先でバイトテロを起こしたことを思い出すと、いい大人が自粛無視テロをやることも目に見えている。

テレビの取材でも、新橋駅前の酔っぱらい中年サラリーマンや渋谷新宿のお調子者の若者男女は、「わかってるんだけど、ちょっとビールをのみたかったんだよね」とか「俺は免疫が高いんだ」とか「自己責任でやってるんだから、ほっといてよ」、という調子だ。彼らの危機感のなさに対して「ちゃんと説明してわからせれば、わかってもらえる」というコメンテーターもいるが、一定の割合でいる「エントツさん」と「アヒルさん」は、どこまでいっても、エントツさんとアヒルさんのままだろう。「エントツさん」と「アヒルさん」って、なに?通信簿の成績が「1」のひとが「エントツさん」。「2」の人が、「アヒルさん」。公共心や自己規律心が「エントツさん」と「アヒルさん」なのである。

いまは、もう、宣言を出す出さないの議論をやってる場合ではない。
「経済が悪くなる、宣言出すともっと悪くなる、やめてくれ」(経済界)「国が宣言を出すと、小切手も出さなければならないから、いやだ」(財務省の隠れた本音)「ウイルスで社会が壊れるより、経済が壊れて社会が困るほうが重大だ」(ホリエモン流のエゴイスト)

感染は爆発していない・ギリギリだという人は、先見性を放棄している。先見性のない指導者は、社会の邪魔である。
今回の場合、先見性とは、感染の拡大がどう予想できるかという、数理的なシミュレーションで確かめることができる。
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理数モデルによるシミュレーションを見つけた。すぐれものだ。

(東京都での感染爆発のシミュレーションのグラフ)
■パンデミック終息に向けて私たちに具体的にできること:
https://fttsus.jp/covinfo/our-action/
■ウイルスと共存する長期戦略は存在しない
https://fttsus.jp/covinfo/remarkable-comments/
■県別シミュレーション
https://fttsus.jp/covinfo/pref-simulation/
■社会距離作戦をとった場合の世界での収束シミュレーション
https://fttsus.jp/covinfo/international/

すべて読み甲斐がある。
わけても、世界での収束シミュレーションでは、人々の現在の相互交流量を1として、外出禁止策で(これを社会距離作戦、ソーシャルディスタンシングという)人と会う量を4%、3%、2%、1%にした場合に、感染の広がりがどうなるかを示している。なんと、たったの4%も維持しているだけで感染は拡散しっぱなしで、1%だと(つまり、付き合い量をいままでの100分の1にする)拡散を抑えて、収束曲線にはいり、終息にたどりつけるという試算は、驚かされる。(2%、3%でも収束するが、かなりもたもた収束になる。)

テレビなどではまだ誰も話題にしていないシミュレーションデータだ。
知り合いの、公務員、役人、あなたの選挙区の選出議員、会社経営者のすべてにいますぐ教えるのがよい。

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